第56回One Dayセミナー

久々知 修平先生 

特別セミナーin大阪 

スポーツ現場での外傷/傷害の評価とアプローチ

~競技復帰までのプロトコル~

【日時】

2018年5月20日(日)

受付9時40分開始

10:00~16:00(途中昼休憩1時間含む)

 

【場所】

苅田土地記念改良会館 展示室

http://www.geocities.jp/karitatochikairyokinen/akusesu.html

 

【講師】

久々知 修平先生

所属:株式会社プロフェッショナルトレーナーズチーム

   神戸製鋼ラグビー部アスレティックディレクター

 

【価格】

10,000円(税別)

 

【定員】

40名

 

【講師からの熱いメッセージ】

私はスポーツ現場でアスレティックトレーナーとして15年以上、試行錯誤を繰り返し現場で起こる様々な問題に取り組んできました。

しかし、まだまだ道半ばの身で、独自の方法論やシステムを構築する程の高みには至っておりません。

寧ろ、日々現場で起こる様々な問題の解決を目的に、奔走中です。

 

現在、スポーツの現場では、多くのトレーナーが、傷害予防、早期復帰を目的に活動されています。

しかし、「スポーツに怪我はつきもの」と揶揄されるくらい、傷害の発生や再発が未だに多いのもまた事実。

絶対のない中で絶対的な結果が現場では求められ、またそれがトレーナー自身の評価となります。

 

私自身、傷害予防と早期復帰を求め、今までも様々な方法論やアプローチに触れてきました。

(これからも、その予定です。。。)

残念ながら、一つの方法論で問題を解決できる程の”スペシャリスト”には至っておりません。

故に、様々な方法論やアプローチを自分の中で理解し、それらを統合することで、問題解決にあたっています。

 

現場で起こる問題をどのように捉え、解決に向けてドライプさせていくのか、

はじめに、私が普段、傷害評価、リハビリやトレーニングを考える上で使用している

「フレームワーク」をご紹介したいと思います。

 

今まで色々な方法論やアプローチを学んだ方には、ご自身の知識の整理として、

これから方法論やアプローチを学ぶ方にはその引き出しとして、活用頂きたいと思います。

 

また、科学の進歩、情報化社会の発展とともに、トリートメントやリハビリ、トレーニングにおいても、

その「常識」は常に変動しているように感じます。

常識/非常識という外皮の評価ではなく、その中身を考え、原理原則に基づくアプローチを大切にします。

競技復帰までのリハビリやトレーニングのプロトコルとして、押さえておきたい原理原則、

またそれに基づくアプローチをご紹介します。

 

当日は、実際に身体を動かして、動きを表現することを大切にします。

リハビリやトレーニングの指導において、デモンストレーションの可不可は指導能力に直結すると実感しています。

様々なツールを利用して、再現性と継続性に挑戦していきましょう。

お時間ある方は是非、お越しください。

 

 

【セミナー内容】

競技復帰に向けて、リハビリやトレーニングを行う際、様々な観点からその傷害を捉えなければなりません。

トリートメント、トレーニング、リハビリテーション、いずれにおいても、

より明瞭な評価が、良いアプローチを導き、結果に繋がると考えます。

多くの評価やアプローチ方法、トレーニングツールが存在する中、それらをどのように選択し結びつけていくのか、

現場で実施しているリハビリやトレーニングを行う上でのストラテジーをご紹介します。

また、症例に合わせて、実際に行なっているリハビリやトレーニング方法も実技を交えてご紹介します。

*今回のセミナーでは代表的な下肢のスポーツ外傷/傷害を中心にカバーする予定です。

 肉離れ(ハムストリング、下腿三頭筋)

 膝関節捻挫(前十字靱帯損傷etc)

 足関節捻挫(前距腓靱帯損傷etc)

 

 

【取り扱う内容】

・評価やリハビリ&トレーニングを考える上でのフレームワーク

    6A approach、Movement Spectrum modified、RBP、 etc

 ・外傷/障害の構造的問題と機能的問題の評価(例)

   構造/機能的問題の評価のストラテジー

   構造的問題の評価例(”エコー”による評価など)

   機能的問題の評価例(”チャレンジ”による評価など)

 ・リハビリ、トレーニングなどをする上での原理原則&more

   運動指導の原理原則

   機能的アプローチの原理原則

   近位の安定化/遠位の安定化

   「痛み」の捉え方とマネジメント

    *その他、運動指導に必要な知識と考え方

 ・動作の分別とそれぞれの段階的負荷と指導

    3平面での動作とそれぞれの段階的な負荷(例:走動作の段階的負荷)

    3平面+上下動での動作とそれぞれの段階的な負荷(例:スクアットの変形)

 ・リハビリと競技の溝を考える

    足部の剛性と固有受容の関係

    競技動作と代償能力を考慮したアプローチ

 etc

 

*本セミナーは、スポーツに関わらず、リハビリやトレーニングを指導される方に、

 「翌日からも取り入れやすいもの」になるよう考慮し構成しています。

 


セミナーに関するお問い合わせ

CRSセミナー事務局

大阪市住吉区苅田7-12-28 常盤ビル505

Email:info@croom-s.jp