第48回One Dayセミナー

テーマ

『臨床で活かす神経生理学の基礎』

*本セミナーは座学中心となります

日時

2017/2/12(Sun)

10:00~16:00(受付開始9:40~)

会場

クラフトパーク ホール

大阪市平野区長吉六反1-8-44

http://www.craftpark.net/access/index.html

価格

1000円(当日会場支払い)

*お釣りのないようにお願いします

講師

氏名:弓永久哲 先生(関西医療学園専門学校)

資格:理学療法士、鍼灸師


講師メッセージ

対象とされる方々に対して

 

・なぜこうゆうことをするのか。

・どうして徘徊するのか。

・どうして覚えてくれないのか。

・どうして力が入らないのか。

・なぜ改善しないのか。

・どうしたらもっと早く良くなるのか。

・もっとパフォーマンスが上げるにはどうしたらいいのか。

・歩くのをもっときれいしたい。

・走る、投げるのを速くしたい。

 

などを考えたことはないでしょうか。

 

現在、様々な治療法やトレーニング方法があります。しかし、実際にトレーニングや治療を行っても効果が出ない時はないでしょうか。

 

それはなぜでしょう。それは、その対象者に適していないからです。あるトレーニング方法や治療方法を使った時に、その対象者にその方法が合えば効果は出ますが、効果ないということは、その対象者にその方法が合わないということなのです。効果でなかった時に、アプローチの方法を変えることができればいいのですが、難しい場合も多いのではないでしょうか。なぜそのようなことが起きるのでしょうか。それは、その対象とする人に対し、根本的な理解が足りないからではないでしょうか。

 

対象者を理解するには、その対象者が何を考え、どのような仕組みで動いているかを理解しないといけなのではないでしょうか。それには、神経の働きを理解する必要があります。僕は、以前スポーツの現場におり、リハビリテーションからトレーニングまで、選手のケガを回復させることやパフォーマンスを向上させる仕事をしてきました。その中で学んだことは、海外のトレーナーやフィジカルコーチは、神経系に精通しており、神経系の知識を応用してトレーニングやリハビリテーションを行う必要があるということでした。

 

神経の働きを理解するということは、対象者の理解につながり、より効果的な介入方法を自分なりに考えることができるようになります。また、神経の働きを知ることにより、自分が行っている治療方法やトレーニング方法に対しても深く理解することができます。そうすれば、画一的な治療法やトレーニング方法のみにとらわれるのではなく、様々な考えにもとづいてアプローチすることができます。

 

先生方の中には、老人保健施設などの介護領域で働かれている方々もいると思います。その中でも、「なんでこの人は、こんなことをするのか。」などを思われたことはないでしょうか。また、病院で働かれている先生方にも、「高次脳機能障害がわからない。」、「この人を歩けるようにしたい。」など思ったことがあるのではないでしょうか。鍼灸整骨院で働かれている先生方には、「この人の腰痛が全然改善しない。」、「この人の肩の動きを良くしたい。」などで悩んだことはないでしょうか。

このようなことは、神経の働きを知ることにより理解することができます。

 

 

今回のセミナーでは、神経の働きを理解し、対象者へ応用することを目的としています。神経を知りたいけど、自分で勉強しても理解が深まらない先生方や、もっと神経の知見を増やして、治療に生かしていきたい先生方などに対して、神経系を深く理解することで、対象者へのアプローチの幅を広げてられるよう神経を知って頂きたいと思います。神経に興味ある方もない方も、是非とも参加していただき一緒に勉強できればと思います。ご参加をお待ちしています。